分詞(ing、ed)の形容詞用法は、分詞が形容詞のように名詞を修飾する用法です。
例:an exciting story.
この場合、「exiting」という現在分詞が、「story」という名詞を修飾しています。
この名詞の修飾の仕方は、「前から修飾する」のと「後ろから修飾する」の2つあります。そして、これは現在分詞(-ing)も過去分詞(-ed)も同じです。
前から名詞を修飾する
分詞が「一語」の場合は、前から修飾します。
例:
an exciting game. 興奮する試合。
現在分詞の「exciting」は1語なので、前から名詞「game」を修飾しています。
a sleeping girl. 眠っている女の子
現在分詞の「sleeping」は1語なので、前から名詞「girl」を修飾しています。
a broken door. 壊れたドア
過去分詞の「broken」は1語なので、前から名詞「door」を修飾しています。
後ろから名詞を修飾する
分詞に他の語がつき、2語以上の場合は後ろから名詞を修飾します。
例:
an game exciting at Tokyo Dome. 東京ドームでの興奮する試合。
現在分詞の「exciting」に修飾語の「at Tokyo Dome」が加わっているため、2語以上になっています。そのため、名詞の「game」を後ろから修飾しています。
There is a girl sleeping in a bed. ベッドで寝ている少女がいます。
現在分詞の「sleeping」に修飾語の「in a bed」が加わっているため、2語以上になっています。そのため、名詞の「girl」を後ろから修飾しています。
This is the door broken by somebody. これは誰かに壊されたドアだ。
過去分詞の「broken」に修飾語の「by somebody」が加わっているため、2語以上になっています。そのため、名詞の「door」を後ろから修飾しています。